5月14日19時より、サムライインキュベート社主催により「シンガポール・ベトナム進出」をテーマとするベンチャー企業向けのセミナーが開催された。
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「シンガポール・ベトナム進出を考えているベンチャー企業向け海外進出セミナー
～海外進出の実務と現地のベンチャー事情を知る！～」
講演者はトーマツベンチャーサポート㈱の木村将之氏と斉藤祐馬氏。
木村将之氏：
有限監査法人トーマツ
トーマツベンチャーサポート㈱ アドバイザリー事業部部長
斉藤祐馬氏：
有限監査法人トーマツ
トーマツベンチャーサポート㈱ 事業開発部部長
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今回テーマとしたのは、ベンチャーの海外進出先として注目を集めるシンガポール・ベトナム。進出にあたって必要な情報は設立・運営の実務、税制面の特徴および留意点、インキュベーションやＶＣなど多岐にわたる。実際に現地に行って手に入れた生の情報をもとに統計的データを含めフィードバックを行った。
＝主な特徴＝
＜ベトナム＞
圧倒的な人件費の安さ
＜シンガポール＞
インフラが整備されている、外資規制がない、税制面でのメリットの多さ（法人税率が17％、キャピタルゲイン課税なし、配当の課税なし）、設立コストの低さ
これらの特徴を活かし、ベトナムは開発の拠点、シンガポールはマーケティングの拠点とする戦略なども紹介された。また、海外のイベントに参加する際に日本人は日本人同士で偏りがちなので、英語が苦手な人も積極的にネットワークする重要性を語った。その際「iPadなどのツールの活用」「困ったらその後はメールでやりとり」など、話して伝えられない場合でもできる工夫が挙げられた。その他にも実際に現地で資金調達を行った方の経験談、実務面での細かなポイントまで、たくさんのノウハウが共有された。
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