ニコニコより転載【神発言】メディアをブッた切る平沼総理

(★で囲まれた太字の部分は、編集で削除された部分です。)

八木キャスター:野田政権に野党が今後どのように向き合っていくのか、お話を伺っています。後半のゲストをご紹介しましょう。たちあがれ日本代表の平沼赳夫さんです。よろしくお願いします。いろいろ伺います。野田選改内閣の顔ぶれと党役員の人事、どんなふうにご覧になっているかを伺いたいのですが。

平沼氏:そうですね、意外なところがありましてね。やっぱり相当、小沢さんに気を遣ったような人事なわけで、今は若干支持率が高いでしょうけれども、そこの支持率はくずれると思いますよ。みんな限界を察知して、ボロをどんどんどんどん出してくるんじゃないでしょうかね。

八木キャスター:それは具体的にどういうところでボロが出てくるというふうにお考えなんでしょうか。

平沼氏:例えば(安住)財務大臣一つ取ったって、彼は財務に関しては何も知らないわけでしょう? ですからこれから予算委員会でも開かれて、そして次々質問が出たら立ち往生するようなことに、私はなっちゃうんじゃないかと思います。

それから閣僚自体が外国人から献金を受けていたり、また、拉致に関連したそういう組織を候補者と出しているような政治団体に、巨額の献金をしていた。そういう中に結びついている人がずいぶんいるわけでありますから、そういう意味では非常に心配しております。

それから、人権侵害救済法案だとか外国人地方参政権、こういった問題に関しても、これを進めようという人がずいぶんいるわけですけれども、例えば外国人地方参政権なんていうのは、明確に憲法15条に違反することでありますし、こういったことをどんどんどんどん追求されると、そういう意味では立ち往生するのではないか。こう思ってますね。

反町キャスター:拉致問題、今お触れになりましたけれども、★今度の拉致問題担当は山岡さん。山岡さんの拉致問題の取り組みというのは、平沼さんから見て、これまでの山岡さんの取り組みというのはどういうふうに思いますか。

平沼氏:全くなかったと思いますね。

[…中略…]

八木キャスター:…年くらいでこう、どのように、何%くらいになるのが適切なのか。

平沼氏:ただね、原子力発電所、発電に関してもいろいろまだ、これからあるわけですよ。例えばこの地球上に太陽を持ってくるというようなイーター(ITER)の計画。そういうものだって新しい原子力の利用という形で、日本はその技術があるわけですから、今世界でもたくさんの国が参画してやっているわけですから、こういうものを伸ばしていくということもね、これは二十年、三十年先の話になりますけれども。

それを、「原子力はもう全部ダメだからやめちゃえ」というような議論が今日本に横行しているけれども、そうじゃなくて日本の技術力を信じて安全性を担保しながら、原子力というものもやっぱりしっかりと位置づけてやっていく。こういう基本姿勢が私はだいじだと、こういうふうに思いますね。

反町キャスター:でもその、キロワットあたり7円といっていた発電コストも、結局今回の事故のあれを見てみると、賠償問題・補償問題を考えると、火力も水力も下手すると再生エネルギーよりも、よりコストがかかるエネルギーじゃないかという、原子力はですよ。そういう話もあるんですよね。

平沼氏:それは原子力を否定的に見る人から出てくる言葉であって、必ずしもね、冷静に積算するとそうでもないんですよ。だから原子力というのはやっぱり、今の世の中で大量に電力を起こすということであれば、コスト的にだって十分競争力が私はあると思いますね。

八木キャスター:特に原子力に大きく片寄るということがあまりよくないのではないか、それは見直した方がいいのではないかという議論が今、主に主流にあると思うのですけれども、ベストミックスという形ですけども。そういう中でいうと原子力がどのくらいとか、例えば他のエネルギーがこのくらい、というのはありますか。

平沼氏:今の再生エネルギーの太陽光とか風力では、そのベストミックスにはならないわけですよ。だからそれは今後の問題で。海の中に眠っているメタンハイドレートだとか、それからさらに今言ったような熱の核融合の問題であるとか、水素を燃料に変えるとか、それからバイオマス。そういったものをやっぱりしっかりと、これだってすぐエネルギーで出てくるわけじゃないんだから、こういうもの育てていきながらベストミックスを模索していくということが、私は大切だと思いますね。★

反町キャスター:神奈川県の方からです。真の保守はこれから何を目指し、具体的に直近に起こす行動は何であるとお考えでしょうか? というメールなんですけれども。

平沼氏:私は、戦後66年、日本は長い歴史と伝統と文化のある国であるにもかかわらず、それを放擲をしてしまって、そしてアメリカから押し付けられた民主主義というものを、自国の安全と平和を自ら担保するという形もせずにずっとやってきた。それがやっぱりポピュリズムに結びついて、今の体たらくになっていると思うんです。だから正しい保守というのは、この国の歴史や伝統・文化というものにしっかりと根ざして、そしてその中で教育ですとか、この国の安全と平和だとか、あるいはこの国の政治、こういったものをしっかりと立て直していく。これが基本だと思っています。ですからたちあがれ日本も、そういうことを基軸に政界再編を目指したい、とこういうふうに思っていますね。

反町キャスター:国民運動的なそういう保守の動きが、どうしても大きなうねりになり切れない部分、これ理由は何だというふうにお感じになっていますか。それは国民の意識の問題なのですか。

平沼氏:それはもういろいろな原因がありますけれども、マスコミの皆さん方を前にして申し上げるのは酷だけれども、やっぱり戦後マスコミの人たちが、そういうものに無関心であったということも大きな原因だと思いますよ。

マスコミというのはものすごい、マスメディアというのは力を持っていますからね。そういう人たちが、例えば私なんかが靖国神社にお参りすると、「これは私的参拝ですか、公的参拝ですか」と、変な質問をするわけですよ。そういう形になってしまっているというのが残念です。

ところが日本人というのは、小泉さんが変則的だったけれども五年間の在任期間、靖国神社にお参りしたから非常に支持率が高かったんですよ。その後、本当にやらなければいけない自民党の政権で、靖国神社をお参りしなかったから、一年ぐらいしか保たない。そういう原点に還れと。教育もそうだと。そういう思いですね。★

八木キャスター:今日はここまで、たちあがれ日本の平沼さんにいろいろお話を伺いました。ありがとうございました。

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