大前研一が語る福島原発事故Part3

大前研一が語る福島原発事故Part3です。

この記事は、bbt(ビジネス・ブレークスルー・757チャンネル)で
今回の東北地方太平洋沖地震に伴う福島原発の事故についてわかりやすく
大前研一氏が解説している動画を書き起こし/文字起こししたものです。

出演者(敬称略)

大前研一(おおまえけんいち)
野中美里(のなかみさと)

聞き間違い、わからなかったところ等ありますがご容赦ください。

—-以下書き起こし(動画では63:00辺り~)—-

<野中>
BBTの会員の皆様も何か出来る事がないかという声がありまして、
そこでBBTでは、エアキャンパスにフォーラムを立ち上げました。
エアキャンパスのBBT共通という所にフォーラムを立ち上げていますので、
皆様から情報、ご意見等をお寄せ頂いて、是非活用をしていきたいと
思っております。ご協力をお願いします。

<大前>
そうですね、お金とか物もさることながらBBTらしいのは、
今私が言ったようなアイデアですね。こういう風にすればっていうのがね。

<野中>
被災地の方に…

<大前>
それから、それを民主党にこれを提案していく。
政権にこれを提案していく。これが非常に重要ですし、地元の代議士に
それを伝えるとかね。そういう事をする事が私は、
それがBBTらしいんじゃないのかと。こういう風に思いますけどね。

それから、今度はですね、私の今週ってのがありましてね。実は私、
今週台湾に講演で行ってまして。ナショナルタイワンユニバーシティ、
NTUという所でですね、アジアパシフィックの教育産業に従事する、
先生方を中心とした、大会。約800人の先生方がアジア・太平洋から来て、
そして学生達も入れて、3000人くらいの所で講演をしてくると、
言う事をやって参りました。これがその台湾大学の国立大学の入り口で、
これ元々ですね、日本統治の時に作った東京大学と似たキャンパス
なんですけどね。

(注:以後、youtubeでは写真が沢山表示される。)

私の右側に居るのが総長先生ですね。それでですね、
こんなデカイ体育館がありましてね。そこでやったんですけど。
で、私の右側に座っているのが大臣さんですね。
それからその次がですね、高麗大学の李先生という人なんですけど、
この人がアジア太平洋の、インターナショナル教育の
アソシエーション会長さん。その次が大学の総長さんですね。

<野中>
でも、広い大学なのに寄り添うように座ってらっしゃいますね。

<大前>
そうなんですね。それで、実は、エアキャンパス、まあ大学ですから、
新しいものとしてエアキャンパス、それからモバイルキャンパス等デモを
しようと思って、原君と一緒に行ったんですよ。
ところが、wi-fiの環境が悪くて、講演の直前になって、通じないんですと
言ってきたんですよね。だからデモが出来ずにですね。
限定バージョンで見せざるを得なかった。

でも、人が入る前は大丈夫だって言うんですね。でも、人が入って来たら、
携帯をね、手元で使ってるじゃないですか、とんでもない連中ですね。
ということで、スマートフォンが多いんで、それで急に動かなくなって。
これがダメだった。それで、これがこの講演の内容ですけどね。

1000人規模の人が50の国から来ていると。で、400の学校から代表が
送りこまれて来てると。いう事を言ってましたね。
それで、そういう話をさせて頂いたと。こんな感じですよね。

<野中>
すごいですね、大前さんが大写しになってますけど。

<大前>
今のがデモの所ですね。私の、先週のあれですね。所ですけど。
それから夜の会食はこんなものが出てきてね。台湾の民族の歌ですね。
楽団さんが出てきて。やってると。

<野中>
あれは民族衣装なんですね。

<大前>
そうですね。台湾の古来から居られる方々ね。
それで、こういうのをもらいました。何だか良く分かりませんが。
という事でね。それからこれがですね、まあ記者会見みたいな。
例によって、台湾ですから、ありましてね。

<野中>
サイン会みたいになってますね。

<大前>
まあ、サイン会ですかね。これ、さっきの大臣ですね。
もうテレビ局が出てきて、なんか、飛行機に乗ったら、
あんた今朝見たよ。とか、そんな事を言ってる人がいましたけれども。
という様な感じでしたね。

<野中>
そうですか。

<大前>
はい。本のお知らせを。

<野中>
はい。まずはプレゼントの当選者を発表させて頂きます。
こちら、大前研一さんがお書きになりました。
「大前研一 洞察力の原点」。日経BPから出ています。
こちらの本、サイン入りでプレゼントをさせて頂くという事で、
当選者の方が決まりました。まずは、福井県の白川さん。
「いつも、大前ライブを勉強させて頂いております。答えのない時代を
生き抜くために、大前学長の心に響くメッセージを噛み締めて、
考え抜き行動する力を身に付けたいと思います。」と頂きました。

そして、長野県の池田さんからは「いつも楽しく拝見しております。
私にとっての大前研一ライブは、最初はニュース解説番組でしたが、
最近では、私はこのニュースについてこう感じたが、大前学長は
どうお感じになったのだろうという事を知るための貴重なツールに
なりました。これからもBBTのプログラムを通じて、自分が頭で考え、
自分なりの意見を持つ習慣、技術を身につけて行きたいと思います」と
ご応募頂きました。

<大前>
いいですね。ニュースも頭の訓練と。

<野中>
そして、大前ジャネットさんの還暦コンサート、
こちらも当選者が決まりました。まず、東京都のフクナガさん。
「私も尺八を20年以上習っており、ジャネットさんのコンサートに
とても興味アリです。是非ともコンサートを鑑賞したいと
希望しております」と頂きました。そして、埼玉県のアダチさん。
「ペーグル?(注:聴きとれず)のプログラムで学長のクラリネットや
ジニーさんの演奏がありますが、生で聞いてみたいと思いました。」と
ご応募致しました。

当選された方には詳細をお送り致しますので、お待ち下さい。

<大前>
頑張ります。4月9日ですね。

<野中>
楽しみですね。そして、新たなBBTからのプレゼントなのですが、
以前ご紹介をさせて頂きました、シェアに関する本、えーまずは、
小林弘人さんが監修なさいました、「シェアshare」。
こちらの本を10名の方にプレゼント致します。

そして、もう一冊。三浦展さんがお書きになりました、
「これからの日本のためにシェアの話をしよう」。こちらも10名の方に
プレゼントさせて頂きます。ご応募は、いつもの様に、BBTのホームページ。
会員のページの下の方にあります、お知らせ。ここの所に載っております。

<大前>
そうですね、お二人ともBBTに出てくれているんでね
。馴染みの人もいると思うんですけど、是非本も参考にして
頂きたいと思います。10冊ずつせしめて参りました。

<野中>
プレゼントさせて頂きます。是非シェアしましょうという事ですね。
お待ちしております。では、ニュースに参りますが、今日Ustreamで
番組ご覧頂いている方がいらっしゃるんですが。

<大前>
そうですね。今日は今のところまでUstreamでですね、
皆さんご覧頂いていた。という事ですが、Ustreamの方々はここから先は
有料になりますという事ですね。原子炉の問題がありましたんで、
皆さんの関心も非常に高いという事で今日は公開をさせて
頂きましたけれども、是非、然るべき手続きをして、
我々の仲間になって頂きたいと思います。
Ustreamの方、是非入って頂きたいと思います。
ここでひとまず失礼を致します。

(了)

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※掲載内容について
YouTubeにアップされている動画を元に、文字情報で内容を理解できるよう書き起こしを行ったものです。

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