【書き起こし】本田圭佑インタビュー~日本代表アメリカ合宿~

本田:ここまで来て思うのは、どれだけ自分の持っているものを、そして、そのチームが持っているものを最大限に、ぶっつけ本番という舞台で100%自分たちの力を出すことができるか、そのことだけに集中していますね。変な気負いというのも今はないですし。より自然体で、本番に向けて、優先順位の高い順に準備をしていっているという感じですかね。

字幕:「個の重要性」を常々語ってきていましたが。

本田:あえて口にしてきた部分があったので、それをどこまで本当に追い求めて、どれだけ成果として個人技を向上させられたかっていうのは、結果として、課題はやはりあったんでしょうけど。ただここからは個ではないと思っていますので。日本の良さというか、ここから思う存分に発揮していきたいなというふうに思っています。最大に意識すべきは、やはり自分たちのストロングポイントだと思います。そこがこれから非常に重要になってきて、より強豪チームであろうと、僕らが相手になると厳しいぞっていうストロングポイントを最大限、90分ピッチ上で表現する。それがどんな相手であろうと「日本とやると大変だ」っていうことにつながるんだと思っています。恐れるものは何もないし、自分たちがやってきたっていうことが自分自身の自信につながっていますし、その自信というものを武器に、短期決戦のワールドカップというもので自分たちのサッカーを思い切って表現したいなと思います。1日でも長く、このチームで活動するっていうことが1つの目標ですので、最後までブラジルに残りたいなと思います。

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