おぎやはぎの矢作が「魔法少女まどか☆マギカ」を大絶賛、熱く語る! 3

【やはぎ】そう。だから迷ってんの、まだ。だから実は第4話で、今まだ迷ってるわけ。その、まどかは、魔女になるべきなのか。あ、魔女じゃない、魔法少女になるべきなのか、ならない方がいいのかを迷ってるの。で、今4話まで見終わったじゃん。結果まだ、魔法少女になってないんだよ。

【おぎ】12話完結なのに。

【やはぎ】それがすごいだろ。

【おぎ】うん、確かに。

【やはぎ】普通だったら、まあ分かるよね。魔法少女みたいなのになって、でまあ現れる。まあ、いろんな所に魔女が現れるわけ。

【おぎ】はいはい。

【やはぎ】それは強い魔女もいれば弱い魔女もいて、それと戦うっていう、毎回毎回、強いのが出て来て、まあ最初は弱くて今度はちょっと強いのが出て来て負けそうになってとか、そんなストーリーじゃん。

【おぎ】まあね、普通は。

【やはぎ】普通は。4話でまだ、魔女になってないんだ。魔女じゃない、魔法少女になってないんだよ。

【おぎ】確かに12話のもう1/3終わってんのに、なってないってすごいよね。

【やはぎ】そうなんだよ。

【おぎ】何でだろ。なってからがじゃあもう速いのかな。

【やはぎ】心の葛藤みたいなとかがもう色々あるんだけど、それがすごく、こう大人の…、えぇ…ああ。ちょっとね、見ている人いたら、俺もそうかもしんねえなぁとか(笑)考えちゃう。俺も確かになぁ。俺もそんな人間かもなあとか考えさせられたりするんだよ。

【おぎ】人の汚い部分とかが、こうみえたり・・・

【やはぎ】そうそうそう。

【おぎ】ちょっと考えさせられちゃうんだ。

【やはぎ】そうそう。

【おぎ】なるほどなるほど。いいかも知れないね、それは。

【やはぎ】哲学的な、ちょっと倫理的な、こう、話があるわけ。そこでだからまず「魔法少女まどか」なのにも関わらず、4話までまだ魔法少女になってないってことのすごさね。

【おぎ】分かる。その要は、なるまでのその葛藤、その哲学的なものをやっぱ見せたいんだね。

【やはぎ】そう。

【おぎ】その人はね。原作者は。

【やはぎ】そう。戦ってる、戦って強いのが出て来てとか、そういうところを見せたいというよりは、今のとこね、そっちなんだよ。

【おぎ】分かる。俺がだってウルトラセブンが好きなの、それだもん。やっぱ。戦うまでのストーリーが面白いの。で、戦わないことも多いし。怪獣出て来ない、宇宙人がほとんどだから、あれは。セブンって。けっこう、その話し合いみたい、なんか・・・

【やはぎ】そうでしょ。

【おぎ】雰囲気とか。そういうことなんだよね。

【やはぎ】だからおぎが好きなんだよ。多分。

【おぎ】ああ。確かにちょっといいかも知れない。その

【やはぎ】メール来てる。来てるよ、メール。

【おぎ】えぇ。ラジオネーム「まそ」「やはぎ、今度は逆に長ぇよ。説明細かすぎ。」(笑)

【やはぎ】じゃあね、曲をちょっといきましょうか。「魔法少女まどか☆マギカ」のオープニングテーマ「クラリス」でコネクト

【おぎ】おお、すげすげ。

(曲が流れる)

【やはぎ】これが主題歌。

【おぎ】なるほど。いい主題歌じゃないですか。ちょっとね、メールね、紹介しますね。ラジオネーム「みみずぐちゅぐちゅ」「要は久兵衛って寿司屋のおじさんが少女の願いを叶えてくれるんだな」もう、寿司屋来たよ。

【やはぎ】だから俺、キュウべえって言いたくなかったんだけど。

【おぎ】やっぱ出て来ちゃうもんね、久兵衛はね。

【やはぎ】そうそう。大人が聞くとね。大人が聞くとそういうことを言われるから、言いたかなかったけど。なんかそのものを説明するのも難しいからさ。

【おぎ】うーん。そうなんですよね。ラジオネーム「ワシントン」「おい、やはぎ。お前は相変わらず説明が下手くそだな。15分以上聞いていても何も見えて来ねえよ。ウサギなのか犬なのかどっちなんだよ、結局のところ。どういうところにハマったんだ?」

【やはぎ】ああなるほど。全然分かんないらしいね。

【おぎ】全然分かんないよ。だからこのワシントンね、ラジオネーム「ワシントン」のこのさあ、どこにハマったんだ?ちゅうね、そこをちょっと聞きたいよね。

【やはぎ】ああ…。

【おぎ】ハマったところ。だってやっぱハマんないと4話までそんな連続で見ないでしょ。

【やはぎ】ああ、はあ。

【おぎ】やっぱり4話なりの「ここだ」ってのがあるわけでしょ。

【やはぎ】うん。ある。

【おぎ】惹きつけるところが。

【やはぎ】やっぱそれは、だから「まどか」だよ。

【おぎ】なんだよ。だから。

【やはぎ】やっぱり主人公のまどかだよ。

【おぎ】まどかが何なんだよ。

【やはぎ】まどかの心の揺れ動きだろ。

【おぎ】(笑)あ、そこがそんなにやっぱり惹きつけるの?

【やはぎ】まどかはどうする…ま、絶対なるんだよ。

【おぎ】なるって?

【やはぎ】魔法少女になるの。

【おぎ】まあ、なるよ。

【やはぎ】もうね、なりそうだなあって感じなの。もう4話まで見て、ああこれもう5話でなるかな。これ5話で契約すんぞー。これ、まどか5話で契約すんぞーっていう感じで、というところで4話で終わってっから。もしかしたら5話まだ引っ張って6話でするだろうと。

【おぎ】ああ。

【やはぎ】っていう感じ。

【おぎ】そのだから、その、その感じ言われてもさあ。そこじゃないよ。その…

【やはぎ】ただ、まどかっていうのは

【おぎ】うん、何。

【やはぎ】何がすごいって、まあ、全国にいんだよ魔法少女。

【おぎ】全国にいるのね。

【やはぎ】そう。そのキュウべえが。寿司屋のじゃないよ。犬だか、犬とまあウサギを足したようなのがいて、それが、まあ全国探してんだよね。

【おぎ】はい。

【やはぎ】で、全国にいてスカウトしてるんだけど、全国にいるわけ。でもそん中でも、まどかはもし魔法少女になったら半端じゃないっていうの、魔力が。

【おぎ】ほぉ~

【やはぎ】すごい素質なんだ。

【おぎ】なるほど。はいはい。よくあるやつね、それね。

【やはぎ】で、その先輩がいるって言ったでしょ。さっき。先輩はもう先輩の、まあ魔法少女なんだけど、それが戦ってるのを、その先輩はその女の子二人がスカウトされてるのを知ってるから、じゃあ見に来なっつって。私が戦ってるところを。連れてってくれたりするの。

【おぎ】おー。その何、競…国技館みたいな

【やはぎ】国技館じゃない(笑)あれみたいな感じ。ギャバンとか、分かる?

【おぎ】分かんない。

【やはぎ】見てた?ギャバン。

【おぎ】見てない。昔のでしょう?

【やはぎ】ギャバンとか、なんだっけもう1個、ギャバン。ギャ…ギャリバン?

【おぎ】うん?

【やはぎ】ギャバンとかあったな。宇宙…シャリバン。

【おぎ】シャリバン?

【やはぎ】うん。急にさ、わーって変わるじゃん。

【おぎ】はー!はいはいはい。見た、見た見た。

【やはぎ】分かる?

【おぎ】あのう、現…

【やはぎ】今ここの現状から急にバーンっと宇宙空間みたいな

【おぎ】あるあるある。

【やはぎ】そこが変わったところがさっき言ったすごい芸術性が高いわけ、絵が。

【おぎ】あーなるほど。で、そこ見れんの?そん中。

【やはぎ】そこ見れるの。でもその子たちは、何か知らないんだけどもうそこに行けるんだよ。魔法少女になってないのに。で、その先輩が魔女と戦って、その魔女っつったってお前が想像がしてるあのう黒い帽子かぶってる魔女じゃないんだぞ。

【おぎ】あのう、あれでしょ?、ホウキ、ホウキ…

【やはぎ】ああいうんじゃないの。もう訳分かんない、あ、これが魔女なんだみたいな。

【おぎ】うん。

【やはぎ】だからあの、エバンゲリオンでさ、俺もエバンゲリオンあんまり見てないんだけど

【おぎ】俺もあんまり見てない。

【やはぎ】シトって出て来て、よく、敵かどれだか分かんないみたいなノリがあるでしょ。

【おぎ】ノリ。うーん。

【やはぎ】どれが敵なのみたいな。これが敵なのみたいな。

【おぎ】見た目は一緒なの?じゃ。

【やはぎ】違うの。毎回違うの。出て来るのが。で、魔女と何回か戦って、倒すところとか見るわけ。

【おぎ】どこでさ、急にその魔女出てくんの?

【やはぎ】魔女?

【おぎ】うん。

【やはぎ】魔女はね、あの、いろいろなところにいる。(笑)

【おぎ】うん、いろいろなところにいるんだけど。その、戦うわけでしょ、先輩が。そうするとさ、どこで、だから…

【やはぎ】探すの。なんかこんな持ってるの、ペンダントみたいなもの。

【おぎ】あー、はいはいはい。

【やはぎ】持ってて、それがけっこう輝くと近くにいるよみたいな感じになって。それでもう見つけられるの。魔女がいるところで。

【おぎ】じゃ、魔女からは攻撃してこないんだ。こっちから全部探しに行って

【やはぎ】そうだね。こっちが退治しに行くね。

【おぎ】で、魔女は何をやってんの日頃は。

【やはぎ】魔女はね、悪い事してんだよ~

【おぎ】悪い事したらそんなペンダント要らないでも、すぐ…

【やはぎ】このね、まあ…

【おぎ】どういう悪い事してんの?

【やはぎ】漫画アニメの中ではね、あのだいたいさ、世の中の起こってる悪い事っていうのの何割かは魔女の仕業だっていうの。

【おぎ】ほう。

【やはぎ】例えば、○○が死んじゃったとか。まあそういう事件、いろんな凶悪な事件っていうのは、魔女がそいつになんかこうやって、そいつが悪くなっちゃってるということだから、繁華街とかによくいるんだよ。

【おぎ】おーお、はいはいはい。

【やはぎ】魔女が。人が集まるところに。そういうとこ。それこそなんか弱っている人を自殺に追い込んじゃったりとか、魔女はそういうことをしてるんだよ。

【おぎ】はいはい。悪い奴だ。

【やはぎ】悪い奴なの。だからそれは、魔女を退治しないと、いけないの。

【おぎ】はいはい。

【やはぎ】で、やっぱ退治しに行くの、先輩は。

【おぎ】そのペンダントでいくと近くにいるって

【やはぎ】そう。魔女の入り口みたいなの。パーンってなんかどこでもドアみたいなのが出て来て、入れるんだよ。そこの世界に。

【おぎ】おう。

【やはぎ】そうするとすごい世界になってて、そうしてそこで戦うんだけど、そこにはまだ見習いの、まあなるかならないか迷ってるその二人は入って行けて、その戦うとこけっこう見るわけ、何回も。

【おぎ】見習いは入って行けるのね。

【やはぎ】入って行けんの。で、ああすごいその先輩、マミ先輩っつったかな?

【おぎ】うん。

【やはぎ】何先輩忘れたけど、かっこいいみたいな。なるわけじゃない。

【おぎ】(笑)かっこいいんだ。

【やはぎ】うん。そうそうそう。でその主人公のまどかっていうのは何の取り柄もないと。今まで勉強もすごい出来たことはない。何かがすごいわけでもない。だから、そういうの憧れるわけよ。もう今憧れちゃってるの。

【おぎ】なるほどね。マミ先輩かっこいいからね。その戦ってる様が。

【やはぎ】そう。でもそんなに甘いもんじゃないみたいなことも言われるの。

【おぎ】うん。

【やはぎ】で、まあ貴方がなったらすごいってことは知ってるっつて。で、そこに一人転校生っていうのが今度またいるの。

【おぎ】ほう。

【やはぎ】転校生。またこの新しい出てきたでしょ。転校生ってのがいるの。

【おぎ】はい。

【やはぎ】そいつが、なんかね不気味なんだよ。笑わないし。誰とも遊ばないし。

【おぎ】おう。はい。

【やはぎ】で、そいつが、あのね、いわゆるさっき言ったキュウべえっていうのを痛めつけていたのはそいつなの。

【おぎ】あー。その無口なその転校生が。

【やはぎ】うん。

【おぎ】痛めつけていたのね。はい。

【やはぎ】そう。そいつがなんか殺そうとしてたの。

【おぎ】キュウべえを。

【やはぎ】なんでかっつたら、世の中にもう魔法少女を増やしてほしくない。

【おぎ】ああ、その転校生は。

【やはぎ】うん。そいつがいると魔法少女増やしちゃうじゃん。

【おぎ】魔法少女、増やしちゃう。うん。

【やはぎ】ね。増やしちゃうから増やしてほしくないわけ。なんでかっっていったら、魔法少女っていうのがいっぱいいると、まあいわゆるね、あの…

【おぎ】うん。

【やはぎ】いわゆるね、ええ・・・仕事がなくなっちゃうんだ。

【おぎ】誰の?

【やはぎ】魔女の取り合いだったりするの、報酬みたいなのがあって。

【おぎ】はい。なるほど。

【やはぎ】だからいっぱい出ちゃうと、こう食いっぱぐれが出てくるんだ。

【おぎ】あーなるほどね。あーそいつはすごいや。あの転校生は。いや戦う…その歩合なんでしょ?だから。

【やはぎ】歩合ってかなんか・・・(笑)

【おぎ】戦えばいくら貰える…

【やはぎ】それはまだはっきりしてないんだけど。また多分出てくるんだけど。

【おぎ】なんでそんな。

【やはぎ】でも、そのまどかがなったら、食いっぱぐれるぐらいすごいらしいんだよ。それはね、もうその転校生に分かってんの。まどかがもし魔法少女になっちゃったらヤバイってことが。

【おぎ】うん。

【やはぎ】すごい力の持ち主だってことを見抜いてっから、その

【おぎ】はいはいはい。

【やはぎ】キュウべえってのがまどかをスカウトしてるのを阻止したかったんだよ。

【おぎ】はいはいはい…。うん、まあね。

【やはぎ】そう。

【おぎ】うん。でもさ、すごい魔法使いのまどかを入れたら、もう増やさなくていいわけじゃん。そしたら魔法少女を。

【やはぎ】うん。

【おぎ】それはそれでいいと思わない?なんかもう。

【やはぎ】いや、今、縄張りがあるわけ。で、その実はその先輩ね、死んじゃうんだよ。

【おぎ】(笑)死んじゃったらもう、じゃあ、いいねえ。

【やはぎ】これはもうヤバイよ。

【おぎ】もう関係ないね。まどかからしたら。別にいいんでしょ?少女、その魔法少女増えたところで。その先輩だけでしょ、その止めようとしてんのは。

【やはぎ】いやでも、その先輩は別になってもいいって。

【おぎ】あ。先輩はなってもよくて転校生がダメなんだ。

【やはぎ】そうそうそう。

【おぎ】はいはい。で、先輩は・・・あ、魔女と戦って死んじゃったわけ?

【やはぎ】そう!

【おぎ】あら。見に行った時、見学した時に?

【やはぎ】見に行った時に。もう何回も見に行ってんだ。けっこう端折ってるけど、何回も見に行って、そこで、死んじゃうのを目の当たりにするわけ。最初はかっこいいみたいな感じだったの。マミ先輩かっこいいみたいな。魔女と戦って。ぐらいの感覚だったのに、こう無惨に殺された姿を見て、ちょっとこうそんなに甘いものじゃないとこに気づくわけ。

【おぎ】はいはい。

【やはぎ】自分はかっこいいからなりたいと思ったけど。

【おぎ】まあね、いざそんな死ぬとこ見ちゃったらね。

【やはぎ】そう。でも、その死ぬ前に、その先輩と約束してるの。

【おぎ】うん。

【やはぎ】いっしょに戦うって。その先輩は一人ぼっちでずっと戦ってきたから、仲間が欲しかったの。本当は。

【おぎ】え、だってその学校にもだって、たくさんいるんじゃないの?

【やはぎ】いないの。もうそれしかいない。もう魔女は。

【おぎ】ま…あ、魔女?

【やはぎ】あ、魔法少女。

【おぎ】魔法少女でしょ。まどかとあの親友もいるわけでしょ。親友も見に行ってるのか、一緒に?

【やはぎ】見に行ってるの。で、迷ってる。

【おぎ】その地区はその先輩しかいないわけだ。

【やはぎ】その地区は先輩の縄張りなの。

【おぎ】あー。はいはいはい。

【やはぎ】でもそこに転校少女入ってきたからそれが、戦おうとかしたりする時があるんだけど

【おぎ】うん。なるほど。

【やはぎ】うん。先輩が死んじゃって、死ぬ前に約束してんのよ。私も一緒にこれから戦うっつて。もうなんか決意みたいなものがあるわけ。

【おぎ】はいはいはい。

【やはぎ】したらもうその先輩も泣いちゃってさ、喜んでくれるわけ。もう私はもう一人ぼっちじゃないんだみたいな。それで、じゃあ、この死…、ね、戦いが終わるまでにあなた願い事1個叶えておきなよみたいなこと言って、戦って死んじゃうわけ。

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