おぎやはぎの矢作が「魔法少女まどか☆マギカ」を大絶賛、熱く語る! 2

【おぎ】そっか。よくある海外ドラマのように特別そんな何か隠されたような伏線をばらすようなところはまだないし。

【やはぎ】ない。うん。

【おぎ】別に言ったところでそんな…

【やはぎ】別に。うんうん。

【おぎ】別にそんなわけなものなのに、面白いのがすごいね、逆にね。

【やはぎ】いや、それに…

【おぎ】ちょっとそれ説明して。

【やはぎ】まぁじゃ、これ、まどか。

【おぎ】はい。

【やはぎ】まどかマギカっていうけど、これまどかさんが

【おぎ】(笑)さん付けしちゃうの?

【やはぎ】主人公。鹿目まどかが主人公。

【おぎ】かなめ?

【やはぎ】鹿目まどかっていう子がいるわけ。

【おぎ】はいはい。鹿目ね、この人ね。

【やはぎ】この子が主人公なんだよ。

【おぎ】マギカは?

【やはぎ】マギカはね、出て来ない。

【おぎ】うそだあ?

【やはぎ】うん。まどかマギカっていうのは、俺も今この概要っていうのを読んで初めて知ったんだけど、魔法っていう意味なんだね。ラテン語で。

【おぎ】あ、マギカが?

【やはぎ】だから「魔法少女まどか」を「まどかマギカ」って。あぁ違う。そうすっと「魔法少女」要らなく…

【おぎ】「魔法少女」要らねえ、それ。「魔法少女まどか魔法」みたいになっちゃうぞ?

【やはぎ】なっちゃう。うん。

【おぎ】全然ダメじゃん。

【やはぎ】だからまだそっからまだ・・・4話までだから。

【おぎ】うん。だからその5話からマギカのあれが分かるかもしんないのね。

【やはぎ】いやでも多分、まどか…、別にねまどかとマギカの物語じゃないと思うよ。

【おぎ】出て来るかもしれない、マギカは。まだ4話だから分からないでしょう?

【やはぎ】(笑)あぁ、そうだね。

【おぎ】最後でマギカ出て来るんだよ多分、最後の方で。

【やはぎ】でもマギカっていうのはラテン語で「魔法の」っていう意味だから。マギカちゃんが出て来てもおかしくねえのか…。

【おぎ】魔法のだから魔法のスペシャリストじゃないの?、マギカ。

【やはぎ】ああ~。なにしろね、普通の子なの。最初は。

【おぎ】あぁ、まどかちゃんが普通の。

【やはぎ】普通の中学2年生の女の子なの。ね。

【おぎ】気づいてないんだ。まだ。はいはいはい。

【やはぎ】普通の子なの。別に。でもね。そこにね、あの犬…犬かなぁ…?

【おぎ】なんだよ、見たんじゃないの?

【やはぎ】ウサギ…?犬…?

【おぎ】なんでそれが分からないの?犬だか・・・

【やはぎ】犬ウサギみてえな、まぁピカチュウみたいなもんだよ。

【おぎ】ああ、もう実在しない動物なんだ。

【やはぎ】しないような動物が

【おぎ】来たんだ。

【やはぎ】出てくんの、うん。っていう、まあキュウべえっていうの、そいつは。

【おぎ】ううん。はいはい。名前はいいや。

【やはぎ】それキュウべえってね、出てくんの。「助けて!」って声が聞こえるの。まどかのところに。

【おぎ】声が。その、しゃべってもないのに。

【やはぎ】うん、そう。

【おぎ】心の声みたいなのが聞こえてくるわけ。

【やはぎ】そうそう。「助けて」って助けに行くとそのキュウべえっていうのが、まあちょっと、襲われそうになってて。で、それを助けるんだけど普通にね。でもそのキュウべえってその動物みたいなのは全員に見えるわけじゃない。

【おぎ】ほう。

【やはぎ】うん。

【おぎ】じゃ誰がその何してるの? そのキュウべえに対して皆、いじめて…いじめてる。

【やはぎ】それはね、ちょっとまた話すと面倒くさい。

【おぎ】ああ、それは面倒くさいことだから。

【やはぎ】それでどんな話かというと、結局そのキュウべえっていうのが魔法少女を探してるわけ。

【おぎ】なるほど。だから誰にも見えないのに・・・

【やはぎ】そう。

【おぎ】一応「助けてー」って言ってみたら、近寄って来た人が…

【やはぎ】近寄って来た人なのか、まあ分かんないけど、そういうわけじゃないんだよ。単純にもその資質があるんだけど、その子。そのキュウべえっていうのが多分探したんだけど。

【おぎ】はい。そのまどかをでしょ。まどかが来たから「あ、そうだ」と。

【やはぎ】そうそう。で、まどかを魔法少女にしようと、ならないかって言うんだよ。

【おぎ】ならねーかっていうわけだ。

【やはぎ】そう。なんだけど、魔法少女になるには、ね。1個、だから魔法少女になる契約をしないかって言って来るの。

【おぎ】あぁ魔女の契約みたいなもんだね。

【やはぎ】そうそうそう。

【おぎ】はいはいはい。魂を売るみたいな。

【やはぎ】だから何でも1個願い事を叶えてあげると。

【おぎ】おう。

【やはぎ】何でも。どんなことでも。億万長者になりたいでも。何でもいいの。何でも、無理なこと1個もなくて、1個絶対叶えてあげる代わりに魔法少女になると。その代わり魔法少女になったら、魔女と戦わなきゃいけない。

【おぎ】はい。

【やはぎ】ね。悪い方の、悪い方の魔女と。

【おぎ】魔女と。はい。

【やはぎ】魔法少女対魔女。だから世の中には魔女いろいろこういて・・・

【おぎ】はいはい。悪い奴がいるからそれを退治しろと。

【やはぎ】それを退治するのに任命される代わりに、もうだからそれは使命としてね。

【おぎ】はい。

【やはぎ】もうそれはもう、命も引き替えに。

【おぎ】はいはい。

【やはぎ】死ぬ覚悟で

【おぎ】覚悟で

【やはぎ】やんなきゃいけないんだけど、1個願い事を叶えたげる。

【おぎ】叶えてくれる上に魔法使いにもなれんの?

【やはぎ】そう。

【おぎ】だったら叶えてもらう必要ないじゃん。魔法使いなれるんなら。魔法使いでいくらでも叶えられるんでしょ。だって自分の。

【やはぎ】魔法使いは、そういういわゆるね、まず戦うための力ってのがなきゃダメなの。

【おぎ】ああ。自分で何かを叶えるためとかじゃなくて、何でも使えるんじゃなくて、その戦うためだけの魔法が・・・

【やはぎ】いわゆる戦士、戦士になれみたいなことなんだよ。

【おぎ】なるほどね。はい。戦士になれ。

【やはぎ】それが条件なの。なるのは。絶対に1個、条件叶えてあげると。

【おぎ】はい。

【やはぎ】ね。

【おぎ】で、なんかそういう条件…飲むんでしょ、それの条件を。

【やはぎ】それがね飲まない、まだね。1個ね、願い事を叶えて欲しいって言われても、私はすごくまあ、けっこう幸せな家庭なの。ね。特に何も今ないって言うの。

【おぎ】はいはいはい。

【やはぎ】特に今、絶対に、叶えてほしい事って。

【おぎ】なるほど。はいはいはい。

【やはぎ】世の中にはもっと悲しい人がいるでしょと。もっと、これを叶えて欲しいとか

【おぎ】はいはい。

【やはぎ】不幸な人もいるし。そういう人じゃなくてなんで私なんか、私を、みたいな感じになる。

【おぎ】なるほど。でもそれはだってそれはまどか、だってあれでしょ?そういう素質があるからじゃん。資質っていうか・・・

【やはぎ】資質があるっていうのは、それはもうキュウべえが見抜いたんだけど、だけど別にそれになったらもう、魔女と戦わなきゃいけないから。

【おぎ】だったらさあ、その願い事ひとつの中にこれからどんな魔女が来ても、全部勝てるお願いをすりゃいいだけじゃん。

【やはぎ】って俺も思ったよ。

【おぎ】ね?そこをそうすりゃもう全てが解決すんのに。

【やはぎ】だからやっぱりそれだけは出来ないんだよ。

【おぎ】なんだよ!

【やはぎ】人間界の、人間界での・・・

【おぎ】人間界なのー?

【やはぎ】人間界でのものは全部叶えてあげんの。

【おぎ】え〜ぇ?

【やはぎ】分かる?

【おぎ】分かる。それは人間界じゃないんだね。じゃ魔女との戦いはね。完全に違う世界のことなんだ。

【やはぎ】うん。人間界じゃないの。

【おぎ】えーえ。

【やはぎ】今んところまで分かる?

【おぎ】分かる分かる。

【やはぎ】ちょっとこう深いでしょ?私なんてまだ全然そんな・・・何かを引き替えになんて言うほど、だから私はもう全然何も考えてない人間なんだみたいなことで、ちょっともう考え込んじゃうわけよ。

【おぎ】はいはい。

【やはぎ】でも友達も見えるの、実は。もう一人の親友も。

【おぎ】おお!

【やはぎ】で、その子と2人スカウトされてる。

【おぎ】うん。

【やはぎ】その子と話し合うわけよ。私たち何もないよねって。でも、そのもう1人の友達にはね、あの…あれ何だろうなあー?

【おぎ】(笑)何よ。見たんでしょだって。

【やはぎ】あの子ね、まあ小さい頃からの知り合いなんだろうな。男の子で天才…バイオリニスト?ピアニスト?

【おぎ】なんで。全然違うよ。バイオリニストと。

【やはぎ】その子怪我しちゃって手動かないの。

【おぎ】あら。あららららら。

【やはぎ】そう。で、その子のこと、ほら治してあげるっていう

【おぎ】はいはい。

【やはぎ】あれが叶えられるじゃん。

【おぎ】なるほど。

【やはぎ】そう。でも、その魔女の先輩みたいな…あ、魔女じゃない。魔法少女の先輩がいるわけ。一人。また同級生。同じ学校に。

【おぎ】はいはい。

【やはぎ】で、その人にそんな人のためにやると後で後悔するとか、いろいろ言われるわけ。人のためにね、やってあげたところで・・・

【おぎ】え、そんな皆に言っていいの?願い事叶うことを。

【やはぎ】それはもう今、魔法の・・・魔法少女同士の話なの。

【おぎ】あ、魔法少女がそんなに沢山いるんだ?

【やはぎ】いるの。何人もいるの。

【おぎ】一人だと思ったらなんだ・・・どんどん出て来たぞ。

【やはぎ】魔法少女、今のところ4人目が出て来てんだけど

【おぎ】沢山いんの?はいはい。それを言ってくんないと。4人出て来てその4人だけで相談してんだ。

【やはぎ】相談してんじゃないんだよー!

【おぎ】で、とりあえず人のために使うのはよくないと。

【やはぎ】これ難しいね。説明するの。

【おぎ】なんで先輩がそんなこと言うの?先輩は1回やったことあんのかな?

【やはぎ】ん?

【おぎ】ないか?

【やはぎ】先輩?

【おぎ】あったら、魔女と戦わなきゃいけないし、生きてるわけないもんね。そしたらね。

【やはぎ】先輩?

【おぎ】うん。

【やはぎ】先輩はもうバリバリ戦ってるの、魔女と。

【おぎ】あ、もういるの?そういう人が。

【やはぎ】で、魔女もいっぱいいる。

【おぎ】魔女もいっぱいいて、先輩も戦って。

【やはぎ】先輩も戦って・・・

【おぎ】先輩はやった方がいいって言うの?その魔法少女は?

【やはぎ】先輩はやっぱり、よく考えろと言うの。これを引き替えになると、もうずっとほら、戦わなきゃいけないし・・・。もう全部、だから自分の人生をもうそのいわゆる魔女狩りみたいの、魔女を倒す・・・

【おぎ】魔女狩り。

【やはぎ】魔女狩りというと意味違うけど。

【おぎ】全然あれは・・・(笑)

【やはぎ】魔女狩りっていうとちょっと意味が違ったけど。

【おぎ】怖いこと…(笑)

【やはぎ】魔女を倒す戦士として一生もうやっていかなきゃいけないわけだから

【おぎ】うん。

【やはぎ】その辺もよーく考えなと。

【おぎ】はい。

【やはぎ】だからじゃあ、どうして先輩はじゃあ、その条件を

【おぎ】そうだよ。なぜ飲んだか。

【やはぎ】って聞くわけよ。そしたらなんか事故に遭って、瀕死の状態になったのね。そん時そのキュウべえってのが現れて、1個願いを叶えてあげる代わりに魔女にならないかっていうようなことを聞かれたから。もうやらざるを得ない状況だったと、助かるためには。だから私はなったと。なんだけど、あなたたちは別に、すごい欲しいものもないんでしょうと。だったらわざわざこっちの世界に来ることもないでしょと。

【おぎ】そうだそうだ。うん、そうだ。いいこと言うよ。先輩は。

【やはぎ】そうそうそう。あんまり勧めないんだ。うん。

【おぎ】で。

【やはぎ】分かった?

【おぎ】うん、分かった。

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